国土交通省「建築BIM加速化事業」は令和4年より開始された補助事業で、一定の要件を満たす建築物を整備するプロジェクトにおいて、複数の事業者が連携して建築BIMデータの作成等を行う場合に、BIMソフトウェアや講習等に要する費用に対して国が補助を行うものです。
令和6年1月22日より令和5年度国土交通省第2次補正予算(国費60億円)にて実施される「令和5-6年度建築BIM加速化事業」の募集が始まりました。

令和5-6年度 建築BIM加速化事業 5つのポイント

【1】令和6年度末までの基本設計・実施設計・施工のBIMモデル作成が対象

  • BIMに取組む民間事業者等(設計者又は施工者)を公募し、令和6年1月22日~12月31日までに「代表事業者」として登録
  • 準備が整ったプロジェクトから随時交付申請(2社以上が要件、小規模プロジェクトにも対象を拡充(階数、面積要件を廃止))
  • 補助対象となるのは、代表事業者登録から事業者毎の設計・施工の業務完了までの間に発生した費用
  • 完了実績報告までに作成した設計BIMモデル又は施工BIMモデルにより出来高を確認後、補助金を交付

▼申請から補助金交付までの流れ

【2】設計BIMモデルや施工BIMモデルの作成等に要する費用について幅広く補助

【3】既存建築物の改修に係るプロジェクトも新たに支援対象

【4】大規模な新築プロジェクトは、業務の効率化または高度化に資するBIMの活用を行うことを要件化

※地区面積・延べ面積がともに1,000㎡以上かつ階数が3以上

【5】協力事業者(下請事業者等)だけでなく、代表となる元請事業者等も補助の対象

  • 設計BIMモデル又は施工BIMモデル作成費を上限として、設計費・建設工事費に対して補助
  • 元請事業者等に加え、プロジェクトに参加する専門設計事務所又は専門工事業者がBIMモデル作成に要した以下の経費が対象
  • 書類提出は代表事業者が取りまとめ、交付決定や補助金支払いは、実際に費用を要した各事業者単位で処理

▼対象となるBIMモデル作成費

項目 含まれる経費
BIMライセンス等費 ・BIMソフトウェア利用費(ビューワーソフト、アドオンソフトの利用費、BIMモデルを利用するためのPC・タブレット・ARゴーグル等周辺機器のリース費等を含む)
・CDE環境(共通クラウド)構築費・アクセス費
BIMコーディネーター等費 ・BIMコーディネーター人件費・委託費
※協力事業者が直接、BIM環境整備に係る業務を委託する場合の委託料(事業者あたり、上限100万円) ・BIMマネジャー人件費・委託費
※元請のBIMマネージャーとの調整等に要する協力事業者の担当者の人件費(事業者あたり、上限100万円) ・BIM講習に要する委託費・人件費・諸経費
BIMモデラー費 ・BIMマネジャーをサポートするBIMモデラー委託費(施工BIMに限る)

▼延べ面積別の補助上限額

延べ面積 設計費 建設工事費
10,000㎡未満 25,000千円 40,000千円
10,000㎡以上、30,000㎡未満 30,000千円 50,000千円
30,000㎡以上 35,000千円 55,000千円
※R4年度補正予算で支援を受けたプロジェクトは、R4年度補正予算により支援を受けた費用を含む

詳細は、建築BIM加速化事業実施支援室のHPをご覧ください。

令和4-5年度 建築BIM加速化事業実施支援室のHP

「建築BIM加速化事業」主な対象プログラム

設計BIM

GLOOBE Architect

豊富な日本仕様の建材データや自由度の高いデザイン機能、基本設計を元にした実施設計、建築基準法に沿った法規チェック等、日本の設計に最適化された機能を搭載したBIM建築設計支援システム。
※PDF取込アシスト、FM連携は除く

施工BIM

GLOOBE Construction

2D施工図と3D施工モデルを徹底追及した躯体計画、豊富な部材とリアルな3Dで現場の安全と効率化を実現した仮設計画、ICT建築土工に対応した合理的な土工計画、3D/4D/5D計画で現場のムダを削減できる工程計画、BIM/CIM活用と次世代施工を支援する施工BIMシステム。

CDE環境(共通クラウド)

3Dカタログ.com

クラウドストレージ【ARCHITREND Drive】に GLOOBEなどの物件データをダイレクトに保存し、クラウド上でデータの管理・共有が可能。CADデータだけでなく様々なデータを保存することで、社内、施主様や協業先との非対面での打合せやテレワーク対応もスムーズに。
※3Dカタログ.com Bプランでご利用いただけるサービスです。

※弊社の補助対象ソフトウェアについては前回(R4-5年事業)と同様で、正式登録および令和5-6年度 建築BIM加速化事業HPでの公開は令和6年3月末ごろの予定です。

令和4-5年度 建築BIM加速化事業実施支援室のHP

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