• 施工管理

工程表アプリのおすすめはどれ?建設現場で使えるツールを5つ紹介

2026.01.20

建設業や製造業、イベント運営など、あらゆるプロジェクトの現場において工程を管理するための「工程表」が欠かせません。紙やExcelでの管理から、近年は便利なアプリへと移行する企業が増えています。本記事では、作業効率を高める建設・施工現場向けの「工程表アプリ」に注目し、工程管理に使えるおすすめツールをご紹介します。選び方や導入のメリットも解説しますので、ぜひ参考にしてみてください。

工程表アプリとは

携帯を操作する手元とノートパソコン

工程表アプリは、プロジェクトの作業進捗管理をスマホなどで簡単に行うためのアプリのことです。これまでのExcelなどで管理する工程表と比較して、どのような点が優れているのでしょうか。ここでは、工程表アプリの機能やメリット・デメリットについて解説します。

工程表アプリの概要

工程表アプリとは、スマートフォンやタブレットなどを通じて工程表を管理するためのアプリのことです。登録したデータはクラウド上で管理されているため、インターネットに接続できれば、さまざまな端末でアクセス可能であり、もちろん従来のようにパソコンで操作することも可能です。これまで工程表は事務所での紙やExcel、ホワイトボードでの管理が一般的でした。しかしこの運用では、工程表を修正したい場合は事務所に戻らないと確認、修正ができません。また、修正した内容について関係者全員で即座に把握することができず、タイムラグや情報共有の漏れが発生するリスクがあります。これらの問題を解決する便利なツールが工程表アプリです。アプリを使えば、いつでもどこでもアクセスして最新の工程表の参照および修正ができ、かつその内容がリアルタイムに共有されます。

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工程表アプリにはこんな機能がある

工程表アプリには、多くの機能が備わっています。ここでは、その中でも代表的な機能について解説します。

  • 工程表の作成・進捗管理

         工程表を作成し、進捗情報の更新・管理が行える機能です。更新した内容は他の現場のメンバーもリアルタイムで確認できます。

  • 施工写真管理

         施工現場の写真や図面データを写真として保存、管理できます。工程表のタスクと紐づけることで状況をよりわかりやすくできます。

  • 帳票作成

         現場の写真を用いた進捗報告、完了報告などの各種報告書を作成できます。

  • チャット機能

         担当者間でリアルタイムにコミュニケーションがとれます。 

工程表アプリの役割は、工程表を作成・管理するだけではありません。作業状況を確実に把握できるように、現場写真や図面データを保存・管理および共有が行える機能も備わっています。これにより、工程表の内容と実際の状況の乖離をなくし、担当者間の作業状況の共有が確実に行えます。

工程表アプリのメリット

工程表の機能を活用すれば、全体の工程や現時点の進捗を一目で確認でき、現場の状況把握から現場担当者への情報共有を迅速に行えます。より具体的なメリットは、以下のとおりです。

1. 業務時間の短縮

2. リアルタイムな情報共有の実現

3. コミュニケーションの円滑化

これまで工程表の修正、進捗の確認は毎回事務所に戻らないと実施できませんでした。アプリを使えばスマホやタブレットを用いてその場でアクセスできるため、事務所への移動時間や業務時間が短縮されます。また、現場の他の担当者もすぐに確認でき、リアルタイムでの情報共有が可能です。さらに、チャット機能で電話連絡できない状態でもすぐに連絡がとれ、コミュニケーションを円滑に進められます。

工程表アプリのデメリット

工程表アプリ導入時に考えられるデメリットとしては、以下が挙げられます。

1. 導入や使い慣れるまでに時間がかかる

2. ツールによっては利用できるプラットフォームが限定される

例えば、今まで紙で行っていた業務を急にスマホやタブレット上で実施するということになると、操作に戸惑う人も少なくありません。そのため、使いやすいアプリでなかった場合には操作に慣れるのに時間がかかります。

また、使える機能やプラットフォームはそのアプリによって異なります。例えば、iPhone端末では利用できてもAndroid端末では利用できない、というものだと、現場担当者全員が利用できるとは限りません。そのアプリが自社の現場環境や従業員環境で利用できるかどうか、事前に確認しておきましょう。

工程表アプリを選ぶ際のポイント

ビジネスマンのアイデア

実際に工程表アプリを導入するとなった場合に、事前に見ておくべきポイントがあります。5つ紹介しますので、ぜひお役立てください。

必要な機能が備わっているか

アプリによっては多機能なものもありますが、押さえるべきポイントとしては「必要な機能が備わっているか」です。いくら機能があっても、目的の機能の使い勝手が悪くては問題です。またアプリによっては「工程表管理機能を重視」「コミュニケーション機能を重視」など、細かな特徴の差があります。大規模案件が多ければ階層型の工程表ができるものを、短期案件が多ければ組みやすい工程表など、目的に応じて機能を選択するとよいでしょう。

使いやすさ

アプリで特に重視したい点として「画面の見やすさ」「操作性」といった、総合的な使いやすさが挙げられます。スマホの画面サイズによっては、表示される文字が小さすぎて見づらいという場合もあります。また、作業担当者によっては細かすぎる操作に不慣れな場合もあるため、タップやスワイプなどに対応し誰でも簡単に操作できるものを選びましょう。アプリによっては、無料で試用できるものもあります。ぜひ導入前に試してみて、実際的な使い勝手を確認することをおすすめします。

システムを利用できない作業現場がないか確認する

工程表アプリでは、データをクラウドに格納するものが多いですが、これを行うにはインターネットに接続できる環境であることが必須です。しかし、現場によっては必ずしもインターネットに接続できるとは限りません。

  • 山間部のトンネル内工事

  • 地下深くでの作業

  • 電波が入りにくい場所での工事

このような場所ではインターネットに接続できず、必要なデータが取得できないので注意が必要です。オフライン対応機能がついていれば、インターネットに接続できるタイミングで都度、自動同期をとることで、接続できない場所へ移動しても直前の情報までが確認できます。

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他システムとの連携機能や互換性の有無

企業によっては、他の管理ツールを導入しているケースもあります。その場合は、工程表アプリに当該システムとの連携機能や互換性があるかを確認しましょう。例えばこれまでExcelで管理していたという場合、ファイル連携機能が備わっていればデータ移行もスムーズに行えます。複数のシステムと連携できれば、作業効率もさらにあがります。

サポートが充実しているか

アプリを利用している中でトラブルが発生すると、業務に影響が出かねません。必要な際にベンダーからのサポートを迅速に得られると、非常に助かります。そのため、導入前にサポートについて確認しておきましょう。

  • サポートへの連絡手段(電話、メール、チャットなど)

  • 対応受付時間(24時間対応か、時間が指定されているか)

  • マニュアルがわかりやすいか

  • 定期的な製品アップデートが行われるか

特に導入するアプリが海外製のものの場合には、日本語によるサポートが得られるかどうかも重要なポイントです。不安な人は、国内製のアプリを選ぶとよいでしょう。

工程管理に利用できるおすすめツール5つ

オフィスでパソコンを使うビジネスウーマン

それでは具体的に、工程管理におすすめのツールを5つ紹介します。気になるツールがありましたら、公式サイトもあわせてご覧ください。

ツール名

特長

価格

現場Plus

工程管理、写真・図面の共有、チャット機能。使いやすさと圧倒的なコストパフォーマンスがポイント

 60ID:月額1万円(税別)

DandALL

搬入・揚重管理、タスク管理、チャット機能(オプション)

 要お問い合わせ

ARCHITREND ONE

3D建築CADツール「ARCHITREND ZERO」と連携し、図面の共有を容易に実現

 30ID:月額15,000円(税抜)

(容量1TB)

BuddyBoard

図面データをリアルタイムに同時編集できるノートアプリ

 1ID:月額1,800円

SynQ Remote

現場の進捗確認を遠隔で行えるビデオ通話ツール

 ライト:600,000円(税別)

 

現場Plus

「現場Plus」は、建築現場のDX化を簡単に低コストで実現できる工程管理ツールです。シンプルな操作性で簡単に工程管理・進捗報告ができます。工程表はテンプレートが用意されており、期間を入力すれば完成と、とにかく使いやすいのが特長です。さらに3D建築CADツール「ARCHITREND ZERO」との図面共有をはじめ、写真や図面などの管理・整理も行えるため、検査や完了報告も高い品質で行えます。現場Plusでは、現場に役立つ機能が豊富な点も見逃せません。現場Plusに保存した写真には、電子黒板を付け、自由にカスタマイズも可能です。また、現場への入退場や安全管理、労務管理といった管理も楽に行えます。チャット機能を使えばチーム間のコミュニケーションもスムーズに行え、現場担当者にほしい機能が一通り揃っているといえるでしょう。料金は60ユーザーで月額1万円(税別)とコストパフォーマンスにも優れています。無料体験サイトもあるため、ぜひ一度体験して使い勝手を確認してみることをおすすめします。

公式サイト:https://archi.fukuicompu.co.jp/products/genba/index.html

DandALL

「DandALL(ダンドール)」は、建築現場の資機材搬入および揚重管理をサポートするツールです。従来のExcelやホワイトボードで管理する方法では確認にタイムロスが発生していましたが、DandALLを使うことで搬入予定や進捗確認をスマホからリアルタイムで確認できます。DandALLは現場専用のQRコードを使ってID/パスワードなしで利用できることも便利なポイントです。例えば一般的なアプリでは利用者ごとにアカウントの作成が必要ですが、この機能を使えばアカウント発行することなく利用できます。協力会社の作業員も直接予約登録・変更などができるため、現場担当者間でより円滑なコミュニケーションが実現できます。

公式サイト:https://hd.fukuicompu.co.jp/company/hd_its_dandall.html

ARCHITREND ONE

「ARCHITREND ONE」は、工程毎の施工図面を瞬時に共有し、協力業者の設計事務所とのチーム設計を実現できる図面共有ツールです。3D建築CADツール「ARCHITREND ZERO」との連携が強みで、データをクラウド連携して最新データの管理も容易に実現できます。チャット機能も使用でき、図面を見ながら進捗確認が可能です。工程表の作成や管理を行う機能はありませんが、図面の進捗確認や設計担当者と現場担当者のコミュニケーションなどが簡単に行えます。工程表とあわせて作業状況を確認する上で役立つツールです。

公式サイト:https://www.fcgr.jp/fad/product/architrendone/detail/

BuddyBoard

「BuddyBoard」は、クラウドにアップロードした図面データをリアルタイムに同時編集できるノートアプリです。通常、図面を利用して認識合わせをするには、図面を印刷し対面で行うか、図面データを共有してやりとりするのが一般的です。BuddyBoardでは、タブレットやPCのブラウザを用いて通信を行いながら、手書きによる同時編集が可能です。施主や協力会社とのすり合わせをオンラインで実施できるなど、関係者全員で作業進捗の共有・確認を簡単に行えます。

公式サイト:https://www.fcgr.jp/fad/product/buddyboard/detail/

SynQ Remote

「SynQ Remote」は、スマホ1つで遠隔のサポートを行える現場特化型ビデオ通話ツールです。工程毎に施工状況のチェックや工法の確認を、遠隔で行う事ができます。例えば建設現場の機器トラブルが発生した際、管理者が現場に向かわなくとも、現場に向かえる担当者が通話し、画面を見ながら管理者とやり取りしてといったかたちで対応可能です。このような使い方により、担当者全員で作業進捗の確認および認識のずれをなくせます。アプリがなくともQRコードを読み取るだけで、最大10人での同時通話が可能なほか、写真やメモを使って現場状況を記録し、議事録や報告書の作成も行えます。対応について後から振り返りも簡単に行えるのが、嬉しいポイントです。

公式サイト:https://www.fcgr.jp/fad/product/synqremote/detail/

工程表アプリ導入後のポイント

ポイント

工程表アプリを導入しても、それが作業員に使われなければ意味がありません。作業員が「今後もアプリを使いたい」と思ってもらえるには、どうすればよいでしょうか。ここでは導入後に押さえるべきポイントを解説します。

導入後の業務フローを明確にしておく

導入前後でどのように業務フローが変わるか、明確にして事前に作業員に説明しておきましょう。導入後の業務フローの変更内容が分からなければ、結局「慣れた作業フローのほうが効率が良い」という印象になってしまい、アプリが使われません。アプリを使うことで業務を効率化でき、導入効果が高ければ、作業員も率先して利用してくれます。

操作に慣れるまでのフォロー体制が必要

工程表アプリの操作に慣れるまでのフォロー体制を整えておきましょう。アプリの導入後は作業員によってはスマホやアプリの操作に慣れていなかったり、思わぬトラブルが起こったりする可能性があります。その場合にスムーズにフォローできる体制が整っていると、作業員も安心してアプリを利用できます。

工程表アプリを使って管理作業を効率化しよう

工程表アプリは、これまで紙やExcelなどで管理していたものをスマホやタブレットで直接確認・編集できるツールです。これにより、現場作業員が簡単に工程・進捗確認や情報共有でき、作業効率が飛躍的に向上します。今回ご紹介したツールの中でも、特に「現場Plus」はシンプルな操作で利用できるだけでなく、コストパフォーマンスが優れている点でもおすすめです。無料での試用も可能ですので、工程表アプリの導入をご検討の方は、ぜひ利用してみてください。また、当サイトでは各ツールの資料請求、お問い合わせも受け付けておりますので、お気軽にご相談ください。

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