株式会社ヤマグチ(でんかのヤマグチ)
スピーディー&分かりやすいプレゼンで
リフォーム分野の拡大を目指す!
でんかのヤマグチは、東京都町田市・相模原市の住民にとってなじみ深い「街の電気屋さん」。徹底して地域に密着し、家電製品やOA、空調、住宅設備等を提供。住宅リフォームの要望にも応えています。そんな地域密着ビジネスで躍進する同社の江口氏に、最新の「ARCHITREND Z リフォームエディション」をご覧いただきました。
徹底した地域密着型リフォームビジネス
- 家電店で住宅リフォームとは珍しいですね
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江口氏
家電等の販売も、当社の場合は店舗販売よりも訪問営業の比率が高いんです。営業マンが、お客様のお宅を毎日回ってご用を伺う「御用聞き」方式ですね。で、お客様と話すうちに「台所を直したい」とか「屋根を直さなきゃ」なんて話が出てくるんです。当然、ウチとしてもお客様の声にお応えしたいですからリフォームを手がけるようになりました。本格的に取り組むようになったのは1999年頃ですね。営業だった私も、その年からリフォームの担当を任されました。
- 相当多岐にわたる依頼がありそうですね
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江口氏
ええ。ちょっとした修繕から大規模な増改築まで、何かお困りごとがあればどんなことでも相談に乗らせていただいています。つい先日も、カギを無くして家に入れないでお困りのお客様に頼まれて、鍵屋さんをご紹介しました(笑)。リフォームについても同様で、コストを抑えながら高品質な工事を行うのは当然として、お客様のご要望によく耳を傾け、そのニーズに的確に応えるご提案を行うことを何より重視し、心がけています。その意味で今回見せていただいた「ARCHITREND Zリフォームエディション」は非常に魅力的というか、本当に欲しかったツールが登場した、という実感がありました。
- 「本当に欲しかった」とは?
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江口氏
私は「ARCHITREND Z」ユーザーでもあるんですよ。お客様へのご提案も「Z」で行うようにしているんですが、当社は少数精鋭なので私も忙しく動き回っていることが多く、プランを練ったりパースなどプレゼン用のビジュアルを作ることにそれほど多くの時間を割けません。「Z」自体は本当に素晴らしいCADソフトだと思うのですが、これを深く学ぶ余裕がなくフルに使い切れてないんです。だから、私にも手軽に使えて素早く分かりやすく提案できるツールが、どうしても欲しかったんですよ。新製品のリフォームエディションは、まさにそんな私の希望にダイレクトに応えてくれる製品だと感じたのです。
いつでもどこでもデジタルプレゼンを
- 特にどのような点がお気に召しましたか
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江口氏
以前から、いわゆるデジタルプレゼンをやってみたかったんです。たとえばリフォームの打合せでお客様のご要望を聞きながら、その場でノートPC等でパパッとプランを作り上げてご覧に入れ、さらに意見を聞きながら仕上げて目に見える形で提案するというプレゼンです。リフォームエディションのシンプルかつ直感的で、しかも軽快な操作性や、建築の素人にもひと目で理解できるbefore/afterの見せ方など、そういう使い方に最適なツールですよね。
- 「目で見て分かる」提案が重要なんですね
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江口氏
特に当社の営業エリアの町田、相模原は古くからの住宅地でお客様も高齢の方が多く、そのせいかプラン提案など口で説明してもなかなか伝わりません。図面や見積を見せてもイメージが膨らまないし……。でも、パースなどのビジュアルでお見せすれば、逆にすぐに理解していただけるんです。実際、パースまで作ってプレゼンした案件はほぼ確実に決めていただけます。もちろんそれは「Z」でもできることなんですが、前述の通り私の腕では時間がかかりすぎてしまってなかなか……。リフォームエディションなら、もっと簡単にそれが実現できると感じました。
- 使い方も大きく広がりそうですね
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江口氏
その通りです。通常の打合せで活用できるのはもちろん、たとえば展示会等でも図面をお持ちいただいて、その場で増築プランを作ってご覧に入れる……なんてやり方もできるはず。企画ツールとしてはもちろん、営業ツール、コミュニケーションツールとして強力な武器になるのは間違いありません。ぜいたくを言えば、これに見積システムが連動し、iPad等の携帯端末で使えるようになれば最強ですね(笑)。とにかくフル活用すれば、リフォームの売上げも3割増しくらい狙えるのでは、と期待しています。
※2011年発行のWind/fで掲載したものです。役職などは、取材当時のものです。