タマホーム株式会社
ARCHITREND 21で実現した
坪25.8万円の高品質住宅
わずか6年前、社長以下3人でスタートしたタマホームは、いまや社員数500名を超え、全国に30支店、売上高も300億円に迫っています。まさに驚異的とも思えるその圧倒的な成長力を支えているのが、「ARCHITREND 21」をフルに活用した独自のローコスト&ハイクオリティな家づくりでした。
常識破りのローコスト&ハイクオリティ
- たいへんな急成長ですね
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長廣氏
おかげさまで毎年200%以上の急成長を続けています。福岡、大阪に続き、東京本社もオープン予定ですし、拠点も2年以内に80支店とする計画です。東証への上場準備も開始しました。
- その成長力の秘密は何ですか?
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長廣氏
1つは常識破りのローコスト&ハイクオリティな住宅づくりです。私たちは坪25.8万円でオール電化や自由設計などを実現した高品質住宅を提供しています。これにより住宅購入を諦めていたユーザ層の市場を開拓し、決まり切ったプランや形の住宅しか買えないと思っていたようなお客様からも大きな支持をいただいています。
- その価格と品質をどのようにして?
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長廣氏
家づくりのあらゆる面において徹底した企業努力を行なっています。しかし無駄は省きますが、手抜きは絶対しませんよ。プランでも構造でも設備でも仕上げでも、他社には決して負けません。実際、坪25.8万円のベース価格はそのままでも、品質は向上し続けています。展示場も毎年のようにクオリティが上がっているんです。
CADを知り尽くしたプロが選んだ一本
- どのような手法で自由設計への対応を?
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長廣氏
「ARCHITREND 21」をフル活用したスピーディな対応が最大の武器です。全国各拠点の営業スタッフがお客様と打合わせて作ったラフな間取りプランは福岡・大阪の2箇所にある設計センターに集約され、各支店担当者が「ARCHITREND 21」で即座に図面化します。そして我々が法規面や構造面等をチェックし必要な修正を指示し、各支店担当者が正式な契約図面を起し見積まで作成。もちろん契約後のプラン変更にも対応しますし、確認申請図書や実行予算も全て「ARCHITREND 21」です。
- 「ARCHITREND 21」はいつから?
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長廣氏
設計室ができた3年半前から「ARCHITREND 21」です。15年以上前から様々なCADを使ってきたんですが、建築専用CADとしてはARCHITRENDが一番ですから。何しろ当社は急成長中なので件数がとても多く、ARCHITRENDで徹底的に効率化しなければ到底追いつかないんですよ。実際ウチだけで契約前・変更などを含め、月約500棟を10名で処理しています。
ユーザと共に限りない進化を
- 「ARCHITREND 21」の魅力とは?
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長廣氏
専用CADでありながら、汎用機能を併せ持ち、また、使い込めば幾らでもこだわった使い方ができる奥の深さが魅力です。実際、設計センターのスタッフは皆CAD初心者でしたが、さほど苦労もなく使えるようになりました。
- 今後の展開は?
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長廣氏
女性が多いので、今後は女性ならではの感性を活かしてプレゼン用のパースなどにも挑戦してもらうつもりです。プレゼン機能の充実もARCHITRENDの大きな強みですから……。また積算との連携を強化するため、現在、福井コンピュータに依頼しカスタマイズを進めています。こうしてプレゼンから設計、積算、施工現場までARCHITREND一本で完結させたいですね。
- 福井コンピュータに期待することは?
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長廣氏
私はARCHITRENDをVer.4の頃から使っていますが、この製品はユーザの声を反映させながら着実に進化してきたという実感があります。今後もそういう姿勢を崩さずにユーザの声に耳を傾け、進み続けてほしいですね。まあ、これは当社自身の理念でもあるわけですが(笑)。
※2004年発行のWind/fで掲載したものです。役職などは、取材当時のものです。