株式会社三田ハウジング
会社も人もARCHITREND 21で急成長
その作図効率は汎用CADの約5倍!ARCHITREND 21
東京・西新宿に本社を置く三田ハウジングは、東京の都心・城南・城西地区を中心に、用地取得から設計、施工、販売までトータルに展開し、急成長中のハウスビルダー。ユーザ満足を徹底的に追求しローコストとハイクオリティを両立させる、その独自の家づくりを「ARCHITREND 21」が支えていました。
敷地の狭さを感じさせないプランと設計
- 激戦の首都圏エリアで急成長中ですね
-
村山氏
供給棟数だけ見ても5年前は約50棟でしたが、今期の予定は6倍の約300棟です。普通の方でも手の届きやすい価格で、都内の人気住宅地の品質の高い住宅を提供できたことがご支持につながりました。今後はさらにお客様のニーズに応えて質の高い商品もラインナップに加え、商品の幅をいっそう広げていく計画です。
- 商品自体の特長は?
-
村山氏
これまでは都内人気エリアのローコスト&ハイクオリティ住宅というコンセプトです。狭小敷地に建てる木造3階建てなど、「こんな小さな土地でも3LDKが作れる!」という驚きを与え、敷地の狭さを感じさせないプランと設計が自慢です。
- 分譲の建売住宅ですか?
-
川本氏
基本はそうですが、実際には注文住宅に近い家づくりをしていますね。営業が仕入れた土地に合わせて営業・設計・工事が協力して基本設計プランを作り、販売。契約後にお客様と設計が直接打合わせて仕様やオプションを決め、プラン変更も行なっていきます。売り建てのような感じです。
作図を1/4~1/5に効率化
- 設計は以前からCADをお使いですか?
-
村山氏
昔はJw_cadなどの2次元汎用CADを使って書いていました。ところが会社が成長するにつれJwでは処理できない作業量になって……3年ほど前、悩んでいたところで知ったのが「ARCHITREND 21」でした。そこで、設計担当全員で福井コンピュータの営業所にデモンストレーションを見に行って、全員一致で決めたんです。
- 選択のポイントは?
-
村山氏
ともかく作図が早く、作業がとても楽です。3日かかっていた実施図面も1日でできる……作図の手間は1/4~1/5に効率化できました。ARCHITRENDでなければ現在の業務量は処理できません。
-
川本氏
あと、パースも簡単に作れるということで、プレゼン用途も意識しました。それまでパースは外注オンリーでしたが、これなら自分たちでもできるかなと(笑)
- CADの乗り換えは大変でしたか?
-
村山氏
皆には無理に押し付けず各自に任せていましたが、いつの間にか全員が使うように。教えあったりはしましたが基本的には独学ですよ。福井コンピュータのサポートサービスはとことん利用しましたが(笑)。
ARCHITRENDでの連携が成長へのカギ
- 「ARCHITREND 21」の今後の活用法は?
-
川本氏
このソフトは使えば使うほど奥が深いというか、個人的にはまだこの豊富な機能を100%使いきれていません。今後はそういう部分も活用していきたいですね。
-
村山氏
会社としては年内に積算への連携を行ない、販売図を書いた段階で原価管理できるシステムにしていきます。また営業からもARCHITRENDを使いたいという声が上がり出したので、彼らにも使ってもらえるシステムを考えていきたいですね。
- 営業部門や積算部門との連携?
-
村山氏
もともとプレゼン・設計・積算の連携は「ARCHITREND 21」の最大の特長ですし、当然ながらこれが実現できれば設計部門にとってもメリットが大きいんです。営業が敷地を「ARCHITREND 21」に入れてプランを作り、ARCHITRENDのデータで設計に渡してくれるようになれば、設計の時間や手間を大きく効率化できますから。もちろん最終的にはやはり営業、設計、積算、工事に至るまで一連の業務を全てARCHITRENDで連携させたいですね。当社自身が今後も成長し続けるためにも、これは必要なことだと思いますよ。
※2004年発行のWind/fで掲載したものです。役職などは、取材当時のものです。