セイズ株式会社
最新のARCHITREND Z Ver.6で
最優先課題のECO住宅づくり
東京都葛飾区に拠点を置くセイズ株式会社は、土地探しからデザイン、施工までトータルに展開する住宅会社。時代のニーズを先取り、コストを抑え、注文住宅並みの品質とデザインを実現する独自の家づくりに定評があります。そんな同社が今注目しているのがECO住宅。自らARCHITREND Zを駆使する及川社長に伺いました。
ARCHITRENDとの出合いが運命を変えた
- 社長は元は不動産の営業職だったとか?
-
及川氏
高校卒業後すぐ地元の不動産会社に就職したんです。最初は雑用係で、アパート案内や家賃集金、運転手と何でもしました。転機はARCHITRENDとの出会い。入社5年目の時に取引先で触れ、衝撃を受けたんです。
- なぜそれほど衝撃を受けたのですか?
-
及川氏
間取りを入れるとたちまち立体化してくれる。まずこれが感動でした。これならお客様にプランをビジュアルで提案できる。つまりデザインや設計意図を明確に伝えられます。当時不動産業界は「プレゼン」という言葉も無い状態でしたが、ARCHITRENDならプランを考え1人で販売できるわけで、まさに革命でした。社長へ導入を迫ると同時に、私自身も設計を学び始めました。私の考える理想の住まいを形にしたかったんです。
- 理想の住まいとは?
-
及川氏
当時、分譲住宅会社では、家造りを、安さと速さ優先で下請けに一括発注するのが普通でした。結果、見た目はどれも同じで安普請。夏暑く冬寒いシックハウスができあがる。……安いからといってこんな酷い家を造ってはいけない! 強くそう思ったんです。そして、この状況を改善しよう! 分譲住宅でも注文住宅レベルの高性能な住宅を造ろう! と決意しました。それが当社設立の動機であり、一貫して変わらない企業テーマです。そして、私が考える高性能かつデザインに優れた家を造るには私自身が思い通りに設計し、しかもその設計意図をお客様に的確に、印象的に伝えられるARCHITRENDが必須でした。
新製品「ARCHITREND Z Ver.6」への期待
- 会社設立後も「思い」は変わらずに?
-
及川氏
ええ。モダンシンプルでコストを抑え、長期優良住宅以上のレベルの高気密高断熱で昨年50棟を供給。今年は70棟の予定で、これもARCHITREND Zの威力です。当社の分譲住宅は設計段階で殆ど契約させていただきますが、この段階でARCHITREND Zで施主に企画を伝え、その要望を汲み細かく修正します。家の良し悪しは図面で9割決まりますが、当社社員は皆ARCHITREND Zを使えるので修正や提案もスピーディかつ正確。お客様との間に誤解や行き違いもありません。
- 家づくりにトレンドを意識しますか?
-
及川氏
流行というより、時代のニーズを強く意識しますね。最近では、何といってもエコロジーや省エネが重要なテーマです。消費者の関心も高まっており、当社も独自にECO住宅のコンセプトを打ち出して対応を開始しました。この点でも時代の風をいち早く捉えて新機能に反映させるARCHITREND Zは、無くてはならない存在です。特に新製品「Ver.6」は実にタイムリーで、私が欲しかった機能がズバリ搭載されていました。
- 欲しかった機能とはどれでしょう?
-
及川氏
もちろん省エネシミュレーションです。前述の通り、弊社は高気密・高断熱・高耐震のECO住宅をつくっているので、省エネシミュレーションは非常に嬉しくて。屋根伏図から発電量が算出できる「太陽光発電シミュレーション」はすぐ活用できるし、断熱性能向上のメリットを暖冷房費で見せられる「暖冷房シミュレーション」も使えます。他にも興味深い機能が満載されており、これでまた提案力で大きく他社をリードできますよ。
- 御社の今後の展開は?
-
及川氏
要望が増えている注文住宅にも注力します。そして、分譲/注文住宅各50棟計100棟体制をスタッフ数は大きく増やさず実現したい。それにはやはりARCHITREND Zのより幅広い活用がポイントですね!
※2010年発行のWind/fで掲載したものです。役職などは、取材当時のものです。