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有限会社 戸田設計

CADの名手が語る「Jwデータ立体化」のインパクト

Jw_cadを縦横に使いこなすJwマスターの1人として知られる戸田知治氏は、この春「ARCHITREND 21」を導入し設計3次元化へ踏みだしました。そこで、そんな戸田氏に開発途中の「ARCHITREND Z」の「Jw_cadデータ立体化プログラム」を、Jwユーザの立場から評価していただきました。

3次元CADの必要性

ARCHITREND 21導入の理由は?

戸田

3次元CADの必要性が高まったからです。特に近年プレゼン用パースが求められる機会が急速に増えて……私の顧客は地場の工務店が多いのですが、最近は狭小や変形敷地でもハウスメーカーと競合になるんです。すると内容や価格でなく見栄えで負けてしまう。私もプレゼンに参加することがあるので、実感するんですよ。もはやJw_cadだけでは限界かな、と。

なぜARCHITREND 21を?

戸田

ソフトは数年前からいろいろ試用していましたが、定着できませんでした。どれも操作性の問題などから効率が悪すぎ業務に使えなかったんです。ところがこの春初めてARCHITREND 21のデモを受け、目からウロコが落ちました。あんなに苦労したパースも30分で完成し、屋根形状の修正もあっという間。即座にこれだ!と。翌日には販売店に電話していました。

現在のARCHITREND 21活用状況は?

戸田

今ではパースは内外観とも1時間あれば描けます。そのパースで仕事も取れましたし……もう元は取りましたね(笑)。

「Z」は勝ち組設計者への選択だ

「Jw_cad立体化プログラム」のご感想は?

戸田

今ではパースは内外観とも1時間たまげました! 正直いってJwデータの立体化なんて到底無理だと思っていたんですよ。だから実際に見せてもらって、本当に驚きました。あそこまでできるなんて思ってもいなかった……心底脱帽です。あれば描けます。そのパースで仕事も取れましたし……もう元は取りましたね(笑)。

Jwユーザの業務に使えそうですか?

戸田

使えます。というより、これは確実にJwユーザの業務を一変させますね。何しろJwユーザの多くは、間取り入力はあくまでJwでという人が多いですから、それだけJwの平面図でやって、後はボタン一つで立体化すればパースができる。立面図になる、断面図になる、断面詳細図も書ける。それが全て自動なのですから、効率は飛躍的に向上するに違いありません。

メリットはパースだけではない?

戸田

そうです。ボタン一つでパースが作れるという営業力強化のメリットは非常に大きなものがありますが、その先にはより豊かな可能性が広がっているんです。つまりJw立体化を使えば、Jwユーザは使い慣れたJw_cadを入り口にして「ARCHITREND Z」という最先端の3次元建築CADをフル活用できる。そこが最大のメリットですね。

Jwユーザにとってその魅力とは?

戸田

数え上げればきりがありませんが……例えば「Z」なら全ての図面がリンクされていますから、一箇所修正すればすべての図面に反映されますよね。各図面をいちいち自分で修正し確認しなければならないJw_cadに比べると、その効率は2倍以上でしょう。当然、ミスだってなくなるわけですし。それがプラン修正の数だけ繰り返されるんですから、トータルでは数十倍の効率化ということになるでしょう。

Jwユーザへのメッセージをどうぞ

戸田

黙って座っていて仕事が入ってくるような有名設計家の方はともかく、多くの設計者や地場の工務店さんが「今までのやり方」が徐々に通じなくなっていることを実感しているでしょう。となるとJwユーザが今後さらに厳しくなっていく競争を勝ち抜いて「勝ち組設計者になる」には、時代のニーズに応え、さらなる効率化を進めていくしかありません。そうした時に最も有効な選択肢が、この「ARCHITREND Z」なのではないでしょうか。少なくとも私自身は「Z」を選びますよ。

※2005年発行のWind/fで掲載したものです。役職などは、取材当時のものです。

戸田 知治代表取締役

有限会社 戸田設計

(有)戸田設計は一級建築士の戸田知治氏が主催する個人設計事務所。戸田氏はJw_cadの名手として知られており、業務のかたわら専門学校講師を務め、専門誌への寄稿や著作執筆も行っています。

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