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九和設計株式会社

ARCHITRENDシリーズでSXF完全対応!

九和設計は建築・土木にまたがる設計・監理を行う総合設計事務所。公共事業を中心に展開する同社にとってCALS/EC対応は重要課題。昨年同社はARCHITRENDシリーズで初の電子納品をクリア。ARCHITRENDシリーズを核にCALS/ECさらにその先を目指そうとしています。

土木・建築分野にトータル展開

たいへんユニークな業態ですね。

山田

当社のようなスタイルは地場の設計事務所にはあまり例がありません。実際、建築・土木一体の関連施設を得意とし強みともなっています。

具体的にはどういった施設を?

山田

9割は公共事業で、造成を含む建築設計や地下20mの雨水ポンプ場、施設を含む駅前広場など、基盤整備やインフラに関わる設計が多いですね。こうした案件では、建築設計でも測量し道路や上下水道などインフラ整備を必要とする場合が多々ありますし、土木設計では景観整備や施設整備も必要となります。複合的な設計を得意とする当社は発注者に喜ばれますし、新しい仕事にも結びつくのです。

業界の状況はいかがですか?

山田

物件が減り技術者単価も下がる一方で、ニーズの多様化により業務も高度かつ煩雑化しており、これらにいかに対応するかが大きな課題。場当たりの対応でなくスタッフの意識改革を進め、業務の効率化・スリム化を図ることが重要です。もちろんCALS/EC対応もその課題の一つです。

「ARCHITRENDff」で初の電子納品をクリア

CALS/EC対応を開始されたのは?

楠田

2001年秋に対策委員会を設置し、その理念と目的を理解し各種の基準(案)等の情報を収集しました。その結果は、CALS/EC対応は各基準(案)や仕様に合わせるだけでは意味が無いということでした。

しかし電子納品には対策が必要では?

楠田

電子納品の各種規格への対応は基本的にソフトの問題。ツール選択さえ間違えなければ足カセにはなりません。我々は「ARCHITRENDff」を選び、さらにその先を見据えて「ARCHITREND 21 Ver.8.1」も導入しました。事前の見積りでは電子納品業務だけで“3人×10日”と予測していたのですが、実際の初の電子納品ではこれら福井コンピュータ製品の活用で、わずか“1人×3日”で完了できました。

「ARCHITRENDff」選定のポイントは?

楠田

「ARCHITRENDff」は電子納品ツールとして最も的を射た製品。特にSXFネイティヴである点が素晴らしいですね。

社内CALS/ECの理想へ向けて

SXFネイティヴが重要なのは?

山田

土木、建築、測量に展開する当社では様々なCADが混在し、多彩なCADデータが行き交っている。つまり以前からデータ互換が大問題だったんです

楠田

我々が電子化による品質向上と効率化を図るには、測量―土木―建築各分野のCADを同一システム上で稼働させデータコンバートが不要な環境を作り、データのライフサイクルを管理する必要がある。いわば“社内CALS/EC”です。だからこそ、測量・土木・建築の各分野に対応製品をラインナップしている福井コンピュータに注目しています。

“社内CALS/EC”実現のポイントとは?

楠田

データライフサイクルの理想を踏まえ、デジタル環境下の設計プロセスを考えた時「ARCHITREND 21」は理想的な設計支援ツール。そこには次代を見据えたビジョンがあります。「ARCHITREND 21」と「ARCHITRENDff」が同一システム上で動くようになれば、“社内CALS/EC”も実現できると思いますよ。

※2004年発行のWind/fで掲載したものです。役職などは、取材当時のものです。

山田 清取締役 設計1部建築部長

楠田 雄三設計1部主査

九和設計株式会社

所在地
北九州市八幡西区別所町2-38
開 設
1964年3月
設計スタッフ数
40名
支社・営業所
熊本、福岡、山口
事業内容
一級建築士事務所:建築設計・工事監理、建設コンサルタント:土木設計・工事監理、測量事務所:測量

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