2022年10月31日~2023年1月20日の期間で開催した「FCAリノベーションコンテスト2022」の作品を一部抜粋し掲載しています。
住み継ぐ家
■概要
20代夫婦が両親の古民家をリノベーション。
■ポイント
- 耐震性と快適さに重点を置き、段差のないバリアフリーな間取りにしました。
- 将来の変化に柔軟に対応するための書斎や趣味部屋を設け、家族の成長に合わせた暮らしを実現しました。
- 収納スペースも効果的に配置し、使い勝手を考慮して計画しました。
自然を取り込む家
■概要
性能、機能、意匠の3点の側面を考慮してリノベーション。
■ポイント
- 性能:断熱・耐震改修を施し、外部環境に左右されない快適な環境を実現しました。
- 機能:キッチンの移動により回遊動線を確保し、トイレの移動で土間空間を拡充しました。
- 意匠:林に面した敷地を活かし、内部空間を外部景色と調和させ四季折々の景色を楽しむ贅沢な空間に仕上げました。
繋ぐ家
■概要
由緒あるお寺の離れ(RC造)を代変わりを機にフルリノベーション。
■ポイント
- 独立型の造作洗面台と家族の気配を感じながら過ごせる書斎を作りました。
- スタディーコーナーの並んで座れる大型カウンターはお施主様からも好評です。
4世代が集う大好きな
「おばあちゃんち」
■概要
親戚一同が集合すると計18人という大所帯に向けたリノベーション。
■ポイント
- 建て替えが難しい中、最低限の間仕切りを残しました。
- 0歳から70代までが料理や会話、遊びの共有ができるオープンな家の計画になりました。
心安らぐラスティックスタイルの家
■概要
築52年の空き家を断熱・耐震改修を含めてフルリノベーション。
■ポイント
- 間仕切りを取り除きLDKは25帖の広さを確保し、寝室やワークルームも1階に設けることでより暮らしやすい間取りとなりました。
- 内装には無垢材をふんだんに使い、暖かみと安らぎを感じる空間となりました。
私たちにしか作れないオリジナルのテイスト
■概要
家の買い方に悩まれていたお施主様に対して、中古物件のフルリノベーションを提案。
■ポイント
- リビング・ダイニング・キッチンにはそれぞれ、2段程度の段差をつけることで空間にメリハリをつけることを意識しました。
- ダイニングが一番高くなるのでキッチンの手元を隠せて、お子様との目線はあうといった視覚効果も生まれました。
- フローリングを一部斜めに貼る事で空間にアクセントをつけました。
自分の為だけのプライベートジム
■概要
使用目的がなくなった事務所兼ガレージをプライベートジムにリノベーション。
■ポイント
- 施主の要望でトレーニングに集中しやすいモダンなグレー基調のプライベートな雰囲気を演出しました。
- シャッターをガラス扉に交換し、採光と動線を確保しました。
- トレーニングルームと休憩スペースの間仕切り天井には間接照明を設け、一息つける明るい空間をつくりました。
平屋リノベーション お孫さんが住み継ぐ再生住宅
■概要
祖母から相続した築45年の平屋住宅を、家族4人で快適に暮らせる住まいにフルリノベーション。
■ポイント
- アウトラインを保ちつつ、各個人のプライベート空間を確保し、LDKは広々とした空間になりました。
- コンパクトながらオープン収納を備えた各個人の部屋やファミリークローゼットも収納力を確保しました。
- 玄関位置を変えるなどして無駄のない間取りとなり、暮らしやすい住まいに生まれ変わりました。
DIYでアレンジを楽しむアクティブなリビングの家
■概要
DIY好きなご主人に向けてのリノベーション。
■ポイント
- このリノベーションの魅力は、意図的に未完成の空間を創ることです。
- 余白を保ちつつリノベーションを進めることが重要となりました。
家族の思い出を引き継ぎ続けるお家
■概要
住み続けてきた築114年の家を3代目の孫がリノベーション。
■ポイント
- 明治から令和まで続く家で、構造材や階段材を保ちつつ化粧材として使用し、思い出を次世代に継承していけます。
機能回復+デザインで新しい暮らし
■概要
かつて病院だった1Fが、フルリノベーションにより若い夫婦の新居として変貌。
■ポイント
- RC造を活用し、広々としたLDKを実現。レントゲン室はUB・洗面脱衣所として再利用しました。
- 高床部分をアクセントとし、フレンチモダンなインテリアと明るい室内、珪藻土の左官仕上げの特徴的な壁が際立ちます。
最期まであたたかく
■概要
耐震性や断熱性、バリアフリーなど改善が必要で、介護経験から将来を見越してリノベーション。
■ポイント
- 最期の瞬間もこの家で過ごしたいと願い、趣味や過ごし方を尊重し、心地よい居場所を創りました。
- 薪ストーブを配置することで心も体も温まり、こだわりの塗壁や銘木を使用して落ち着いた空間にアクセントを加えました。
ヴィンテージモダンで過ごす非日常
■概要
「生活感のないカフェのような住宅」をテーマに、木と黒で統一感のあるリノベーション。
■ポイント
- 解放感のある玄関ホールはヴィンテージレンガを照らすライトで非日常的になり、アイランドキッチンはデザインをこだわって特別な空間になりました。
- デスクコーナーはガラスパネルで区切って空間を差別化しました。
- 躯体の梁といった細部にまでこだわっています。
家全体に光と風が届く
猫と私の快適空間
■概要
採光と風通しに配慮し、愛猫にも優しいリノベーション。
■ポイント
- 間取り: 洗面室をバルコニー側へ移動し、自然光が浴室まで届くよう配置しました。中央の洋室を組み込んだ広いLDKで公園の緑を楽しむ。
- 工夫: キッチンとユーティリティの間仕切りに耐熱ガラスを使用し、室内窓を通して光と風を拡散させました。全窓にインナーサッシを備え、温熱環境にも配慮しています。
- 猫配慮: キャットステップやキャットウォーク、猫用の開口を設けました。
母の生活スタイルに合わせた一人暮らしプラン
■概要
母だけになった実家を、楽しく快適に暮らせるようにプランニング。
■ポイント
- キッチンをバルコニー側に移動して料理スペースを広く確保し、ゴミの処理も便利になりました。
- 寝室とリビングを統合して使いやすい空間にし、バルコニー側の窓から通風と採光を確保しました。
- 母の性格に合わせ、サービスルームも設けました。帰省時の宿泊部屋としても使える工夫を取り入れました。
景色と住む
■概要
プライバシーを守りながら夜景が楽しめるようにマンションをリノベーション。
■ポイント
- バルコニーの向こうにある高度斜線を活かし、キッチンをダイニングと一体化させました。
- DENや玄関からも眺望を楽しむためにガラス張りにしました。
- 住む人も訪れる人も眺望を共有できる空間になっています。
ゆったりとした明るい空間で楽しめるホール
■概要
音響効果を改善するために仕上げを工夫してリノベーション。
■ポイント
- 既存のホール内部は平面的な硬質シートで、音響効果が低い状態でした。
- これを改善するために曲線的な仕上げを取り入れて、床と壁には主に木材を使用した仕上げを計画しました。
小さな町工場から石窯パン工房へ
■概要
既存の構造や設備を活かした町工場からパン工房へのリノベーション。
■ポイント
- 既存の駐車場や工場のシャッターを利用し、屋内と外をつなぐ空間を活かしました。
- 骨格と床はそのままで、「魅せるパン工房」としての箱型を室内に設置しました。
- 高所窓や円窓で解放感と遊び心を演出し、シャッター部分を全開口窓に変えてオープンテラスを作成しました。
ホワイトで魅せる、極上のリラクゼーション空間
■概要
1階が店舗として使われていた戸建住宅をエステサロンにリノベーション。
■ポイント
- 広くて白い空間に高級感あるゴールドの要素を取り入れ、アーチ開口も特徴となりました。
- 女性起業家の要望に合わせ、女性建築士が内装から家具まで提案し実現しました。
スタイリッシュなダイニングバー
■概要
商店街のアーケード街内にある築50年RC造の2F貸店舗をリノベーション。
■ポイント
- 古木柄の木目調フロアタイルでヴィンテージ感を演出しました。
- 天井壁はスケルトンのままで、天井懐を見せて空間を広く見せました。
- 間接照明で落ち着いた雰囲気を出しました。