構造設計をより手軽に合理的にあらゆる工法を思いのままに

木造軸組みの立体パース

木造に2×4、S/RC造にも対応 合理的な構造設計を実現

耐震性や省エネ性能への関心が高まるなか、構造設計の重要性が増しています。近年拡大中の大規模木造分野でも構造計算が欠かせません。ZEROの構造設計は、木造・2×4・S造・RC造まで幅広く対応。意匠データやプレカットCADと連携し、不慣れな方も初期段階から手軽に構造を検討できます。

ZERO PICKUP設計・構造の最先端技術を装備

wallstat連携

床小屋伏図のデータをCEDXMデータに書き出し、wallstatに読み込み可能です。設計段階での自主検証に、営業面での自社の耐震性アピールに活用できます。

床小屋伏図のデータをCEDXMデータに書き出してwallstatに連携するフロー
wallstatとは

過去に発生した大地震の地震波を建物データに与えることで、大地震時の損傷状況や倒壊過程をシミュレートする数値解析プログラムです。(開発者:京都大学 生存圏研究所 准教授 中川貴文氏)

CEDXMとは

木造軸組み工法住宅に関する建築意匠CADとプレカットCADのデータ連携を目的として構築された標準的なファイルフォーマットです。

wallstatの対応ソフト認証第1号取得のアイコン

「ARCHITREND ZERO※」は、一般社団法人 耐震性能見える化協会より「wallstat」の対応ソフト認証第1号(WS19-01)を取得しています。

(※Ver.6以降)

wallstat情報交換サポートサイトへのリンク画像

木造建築物電算プログラム認定を取得

「ARCHITREND ZERO 性能表示-構造 Ver.1.2 ※」は公益財団法人日本住宅・木材技術センターの「木造建築物電算プログラム認定」を取得しました(認定番号P07-01) 。木造住宅合理化システム認定(長期性能タイプ)を取得する場合の計算プログラムとしてご利用いただけます。

※ARCHITREND ZEROシリーズのうち、認定対象範囲(木造壁量計算、木造構造計算-梁・基礎算定)を称したプログラム名です。

※認定適用範囲の場合、壁量等計算、基礎・横架材の帳票にプログラム認定番号が出力されます。

2×4図面を高精度で自動作図

2×4構造は在来木造より図面の数が多く、現場での施工指示が重要なのが難点です。ZEROでは精度の高い2×4図面を自動で作成し、耐風梁の検討強化や施工図面の強化を図っています。

2×4構造の図面

構造図(木造・2×4・S/RC)

床伏図、基礎伏図を自動作成

意匠データから構造材や基礎を自動配置して構造図を作成。部材の納まりや重複、取合い等も自動でチェックできます。

構造材や基礎を自動配置した構造図

伏図作成をアシストする便利機能を搭載

構造の不備も3次元モニタでわかりやすく、エラー箇所は赤く表示。モニタ上から修正を行うことも可能です。

伏図作成を3次元モニタでわかりやすくアシスト

スパン表による断面寸法の確定やスキップフロアも

スパン表による断面算定や、平面図レベル情報から構造材レベルを自動調整するなど、高精度な構造図作成を実現します。

スパン表による高精度な構造図作成

基礎伏図のデモ動画をご覧いただけます!

構造計算(木造・2×4)

許容応力度計算による3階建までの計算が可能

意匠と構造図データから計算し、NG箇所の確認・修正まで素早く行えます。修正内容は伏図に自動反映でき積算まで連携可能です。

構造計算から確認・修正、積算集計のフロー

計算結果は一目でわかりやすく

円の大きさで軸力負担を確認できるなど、計算結果をわかりやすく確認可能。構造の不備を一目で把握し検討できます。

構造計算の結果

2×4構造計算プログラム(㈱東京デンコー製)との連携対応

ARCHITREND ZEROのデータを、株式会社東京デンコーの2×4許容応力度設計プログラム「2×4壁式」に読み込み計算できます。「2×4壁式」では保有水平耐力及び混構造の計算も可能です。

ARCHITREND ZEROと2×4構造計算プログラムの連携

メーカー金物への対応

金物工法に対応。N値計算でメーカー金物を自動選定し、選定金物の名称・使用本数リスト表示、積算集計まで行えます。

メーカー金物への対応画面

プレカットCADとの相互連携

プレカットCADの確定伏図を取込むことで、食い違いのない申請図面や構造計算、積算・見積が可能です。また意匠データの取込みにも対応。

プレカットCADとの相互連携図