現場や建物に応じて、より合理的で効率的な土工事の施工計画を行う事ができます。計画結果は施工工程を工事関係者で共有したり、ICT 施工機器に連動するなど幅広く活用できます。

工程表示

土工事の各工程の状態を関係者で共有できる様に工程表示切替ボタンを設けました。これにより表示状態を素早く切り替え効率よく関係者との打ち合わせを行うことができます。

土工レベル・土量計算

土工レベル

一次掘削・二次掘削のように、それぞれの掘削・支保工レベルを設計の躯体を参照しながら検討し、設定できます。設定されたレベルはデータ入力時に参照できるだけでなく、概算数量でレベル毎に数量集計することができます。

リアルタイム土量計算

現況地形から整地時の切土・盛土体積、さらに掘削時の掘削体積がリアルタイムに表示され、土量を意識しながらより最適な整地レベル、掘削形状を検討することができます。

ICT施工

掘削データをLandXML(CIM系オープンフォーマット)に出力し、ICT建機へ連携させることが可能です。GLOOBE Constructionは次世代施工を支援します。

 

株式会社鴻池組では、建設現場におけるMC建機とBIMデータの連携技術強化による施工のさらなる高度化と生産性向上を実現しました。
2020年12月9日付けNews Release「株式会社鴻池組 新研究施設「大阪テクノセンター」の掘削においてLandXMLデータを活用し、日立建機と共同で建設現場のMC(マシンコントロール)を実証

根伐図の可視化

掘削レベルに応じたカラー表現に対応。根伐する位置・深さが直観的に識別でき、日付・作業を指定して施工ステップと作業項目を即座に確認できます。

図面出力で、掘削根切り底の色分け凡例表が作成できます。

山留壁/山留支保工/構台

山留壁

シートパイル、親杭横矢板、SMWの山留壁工法に対応し、コーナー部取り合いもワンクリックで処理することができます。

山留支保工

「山留支保工」コマンドで腹起しを、「山留支保工編集」で腹起し・切梁・火打・切梁支柱を、躯体データがあれば躯体との干渉も確認しながら素早く入力できます。

構台

入力設定により構台を構成する各部材を自動配置。自動配置した構台の構成部材を建物躯体や山留支保工との干渉を確認しながら構台の詳細設計を行うことができます。

概算数量集計

土工事に使われる山留壁や山留支保工・構台部材及び土量の自動集計ができます。自動集計された数量はExcelに出力でき、積算・見積に2 次利用可能で、土工事の見積や資材発注を素早く行うことができます。

図面出力

検討された土工モデルから・土工計画総合図・土工計画断面図・構台伏図・構台立面図を自動作図することができます。作図した図面は労働安全衛生法第88条第4項に基づく計画の届出の添付書類に活用可能です。